こんにちは 浦和美園 学習CLOVER です。
昨年、モノグサがきっかけとなって親交を深めさせていただいた國立先生が新刊を出しました!
タイトルは『[中学生]成績トップの子の親がしていること』です。
巷にあふれている「勉強法」について言及した本ではなく、「成績上位者の親はいったい子どもにどんなアプローチをしているのか?」という今までにない切り口の一冊です。
本来なら門外不出であるはずの各ご家庭の「秘伝のタレ」が一冊の本に凝縮されているという、なんとも魅惑の内容。正直なところ、塾業界に長く携わってきた方なら「いやこれ(親力)少なからずあるよな」と誰でも思うのではないでしょうか。
國立先生の本には「25年超の指導歴!」とありますが、僕自身にもいろいろなご家庭を見てきたという矜持がありますので(笑)、「前編」では僕が感じてきた「成績上位の生徒の保護者」に共通して見られるポイントについて記しておこうと思います。
その上で、後編は自分自身の実感に対する答え合わせとともに、この本をもっと多くの皆さんが手に取っていただけるようにネタバレ少なめに書こうと思います(要は宣伝ですw)
成績上位者すべてに共通するとまでは言えませんが、親が子どもに与える影響は少ないわけがありません!
偉そうではありますが、こんなところを気にしてもらえるとありがたいな、というポイントを3点に絞ってお伝えします。
1.過度に干渉せず、適度に寄り添うのがうまい
成績上位者の保護者の方ほど、ドーンと構えている印象があります。
もちろん子どもに自主性があって、何も言わなくても進んで勉強してくれれば苦労はしません。
「子どもの成績がいいから」「子どもに自主性があるから」放任していると取られがちですがそうではありません。
口は出さずともお子さんの学習状況にちゃんと目を向けて、現状把握を的確に行っているご家庭が多いです。
厳しい言い方になりますが「過干渉(子どもの目からすると口うるさい)だが、言った後の状況には無関心」というご家庭はうまくいかないケースが多いです。
「干渉するな」と言いたいわけではなく、干渉したうえで「一緒に戦う気持ち」が大事なのかなと思います。
「勉強しなさい!」 …と言うだけ言って親はテレビを見ている、、、ではなく、勉強の内容やめんどうは見なくてもいいので、邪魔しない雰囲気作りが大切なのかもしれません。
2.検定やテストの申し込みが早い
これは不思議な現象ですが、実際に相関はあると思います。
たぶん勉強面に関する意思疎通が適切に行われているからでしょうかね。
ちょっとしたことかもしれませんが「さすがだな」とこちらを唸らせる保護者の方は確実に存在します。
3.勉強の機会を適切に作っている
ちょっと考えてみましょう。
お子さんにこんなセリフ言ったことありませんか?
「受からないなら、お金がもったいないから受けるのはやめなさい」
これ、成績上位者のご家庭ではほとんど見ません。
子どもたちって「定期テストがある」から急激に勉強するのであって、直近の目標がない限り猛烈に勉強するほうが少ないに決まっています。(大人だってそうです。)
例えば英検。
落ちるとお金がもったいないから受検しない。
英検は約4か月に1回なので、1回パスしたら次の検定の直前まで7~8か月勉強しませんよ(苦笑)。
成績上位者のご家庭だけでなく、さすがだなと思わせる保護者の方は、確実に子どもを「ステージ」に立たせます。
大人が自ら「ステージ」から降ろさないようにすることが肝要なのではないでしょうか。
また、こちらについては賛否あるかと思いますが、子どもに主導権を握らせすぎているご家庭も心配です。
学習塾CLOVERでは「素直であれ 負けず嫌いであれ タフであれ」の三本柱を生徒たちに求めていますが、子どもが悪い意味で主導権を握ってしまうと「タフさ」が養われません。
「明日は修学旅行だから今日は塾を休む」 …そこまでしないとベストコンディションにならないもんですかね(苦笑)
学生も大人もマルチタスクをこなしてなんぼです。
「あれがあるから、これはやめておこう」と勝手に優先順位をつけ、「ステージ」から降りたがっていたとしても、安易に降ろさないようにすることも大切です。
親がそれを優しく受け入れてしまうことは、「勉強の機会を奪っている」と同義であると考えても良いのではないでしょうか。
頑固オヤジ、猛烈カーチャンであれ …とまでは言いませんが、タフなオヤジ&カーチャンをぜひ目指してください!
……というわけで國立先生の新刊とは関係ない内容をつらつらと述べてきましたが、この新刊には140名を超える成績上位者の保護者の皆さんの「生の声」が収録されています。
(学習塾CLOVERにお通いのご家庭も一部協力してくれています!)
何かを変えたいなと感じている方はぜひ手に取ってみてください。
イオン浦和美園の旭屋書店で売っています!!
*余談ですが、冒頭の写真は「埼玉スタジアムに一度行ってみたい」という國立先生の希望を踏まえ、著者の魂(本だけ)お連れしたものです。浦和の試合観戦中にサッカー以外の余計なものは持ちこまないというサポーターのスタンスにのっとり、試合終了後の閑散としかけたころに撮ったことだけお伝えしておきます。國立先生、今度行きましょうね!
体験授業は無料でおこなっています。
費用・時間帯など、詳細については塾に直接お問い合わせください。
電話:0487626410
メール:info@clover-saitama.com
お問い合わせお待ちしています!
浦和美園 学習塾CLOVERさいたま市緑区美園6-8-10 福重ビル1F
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